関節リウマチの治療について - 関節にやさしいくらし

通信販売で多くの品物を買えるようになりましたが、ちょっとした日常の買い物や用事で出かけることもあるでしょう。荷物は手や指に負担にならないよう肩や腕に掛け、転ばないように両手をあけましょう。
持ち運ばなくてもよいキャリーバッグには押すと進むものや、疲れたときに椅子になるものもあります。雨の日には傘を持ち運べるグッズを使うと手があきます。杖は手で握らなくてもよい腕で支える方式や先が複数本でより安定したものなどいろいろな種類があるので使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
靴は自分の足に合う、足の甲を強く締め付けない伸縮性のある素材や自分で調節できるもの、足の指が動くもの、足首やかかとをしっかり支えて足への負担を減らすものを選びましょう。足の裏や指が痛くて歩くのがつらい場合は、足に合ったインソール（中敷き）を使いましょう。
よりクッション性の高い素材や低反発素材を選び、痛い場所を加工するなど工夫すると、体重を支えている足や膝、股関節の症状を減らせます。リウマチの場合、健康保険が使える場合があります。足の変形が強い場合に、医師の指示のもとに健康保険や身体障害者手帳を使って装具が作れる場合があります。
ヘルプマークは外見から分からなくても援助や配慮を必要なことを示すものとして全国に普及してきています。自治体の福祉窓口や公共交通機関で申請できるところがあるので、確認してみましょう。

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