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関節リウマチの初期症状

特に手の指の第2・第3関節(爪から遠い関節)、手首、足の指の付け根の関節などが腫れていたり、痛んだりする場合は要注意です。また、関節リウマチでは関節や軟骨を包み込む滑膜が腫れるため、変形性関節症よりも、触ると柔らかいのが特徴です。そのような関節の腫れが1カ所でもあって、他の関節も痛むところがあればすぐに受診してください。

初期にはこんな症状も

関節の腫れや痛み

手の指や手首の関節などに炎症がおこり、腫れや痛みが現れます。

朝(特に両手)のこわばり

朝起きた時に手や指が動かしにくく突っ張ったような感覚で、関節リウマチの典型的な症状です。
しかし、朝だけで時間とともに改善するので、なんとなく見逃されてしまうことがあります。

熱っぽい、だるい

37℃台の微熱が続くことがあります。

食欲不振や体重減少

貧血ぎみになったり、疲れやすくなったりすることがあります。

以上のような症状が現れ、回復と再発を繰り返しながら痛みや腫れがひどくなり、靭帯や軟骨・骨などが損傷し、やがて関節の変形・破壊へと向かっていくのが関節リウマチの特徴です。

一時的に症状が治まっても十分に注意が必要です。

関節以外に現れる症状

肺や気管支などの呼吸器系疾患

自己免疫の異常、病原体の感染、さらに治療中の患者さんであれば薬剤の影響などにより、間質性肺炎や肺線維症、気管支拡張症、気管支炎などといった疾患を 合併しやすいことが知られています。

※喫煙が関節リウマチ自体の発症と進行に大きく関係し、これらの呼吸器疾患も助長することから、禁煙は治療における重要な要素の一つとなっています。

感染症

慢性的に炎症が続く影響で、免疫力が低下することから、本来は病原性の少ない 真菌(カビ)やウイルスなどに侵され、結核や肺炎などの感染症を発症しやすくなります。

血管炎(血管の炎症)=悪性関節リウマチ

まれに関節だけではなく血管に炎症が起こることがあります。これは悪性関節リウマチと呼ばれ、太い血管に起これば心筋梗塞や間質性肺炎など、手足の細い血管に起これば皮膚潰瘍や神経炎などの原因となります。

リウマトイド結節

ひじやひざなどに、グリグリとした小さな結節ができることがあります。特に痛みはないのですが、炎症が強くなると固く、大きくなるなど、気になる症状です。